モンキーターンとは、ボートレースにおいてボートを全速で旋回させる華麗で高度なテクニック。主人公・波多野憲ニはそのモンキーターンに衝撃を受け、ボートレーサーになることを決意する。実在するボートレーサーの研修所・全国のレース場を舞台に同期のライバル洞口雄大や女子レーサー青島優子とともに、超激しく鬼ガンコな師匠のもと、日本一のレーサーを目指し、様々な難関を乗り越えていく。

「モンキーターン」主人公。はじめて見たモンキーターンに驚き、はじめて乗ったペアボートで面白さを体感してプロ・ボートレーサーになることを決意。やまと学校に入学し１年２ヶ月の研修期間の末、プロレーサーになる。生まれつきの運動センスと負けず嫌いな性格をいかして「日本一のレーサー」を目指す。明るい性格で周りの人をいつの間にか惹きつけている。また女の子も大好きなナンパでもある。

憲二の幼なじみで恋人（？）。憲二の家のお隣さん。おまけに窓の向こうは憲二の部屋だ。ボートレース場にありさと共に応援に来たり、メットをプレゼントしたりとかいがいしい女の子。言葉は少なくても芯のしっかりした女の子。

憲二の家のお向かいさんであり友人。気付けばボートレースに異様に詳しくなっている。何ごとにも動じないが、憲二と澄の仲を見守っている（？）。憲二いわく「謎の生き物」。

憲二と同じやまと学校の８２期生。研修期間中に父親を亡くし、一家を支えて行くことを心に決めている。憲二とはやまと学校に向かう途中、印象的な出会いがあり、またいつも前向きな憲二に魅かれていく。

８２期ではトップの成績をもつ。憲二の同期でライバルにして、超強豪レーサー「愛知の巨人」こと洞口武雄の息子。普段は冷静だが、こと父親の話題になると嫌悪感を見せる。その父親とは確執（？）のためかあまり親子の会話もないようだ。